構造化された配線パターンを備えた射出成形部品
3D形状に完全対応:レーザービームにより配線パターンを
レイアウト
LDSプロセスでは、レーザービームによって導電性用パターンを射出成形されたプラスチック部品上に描画します。
射出成形用のプラスチック材料には、特殊なLDS添加剤が含まれています。この材料を射出成形して部品を成形します。次にレーザービームによりパターンが配線される領域を照射し、それによって添加剤を活性化させます。その後の無電解銅めっきプロセス中に、活性化された領域に銅めっきが析出し、表面への強い密着力とくっきりとした配線の輪郭が得られます。めっきプロセスでは、たとえばニッケルと金、銀、またははんだスズなどの異なるめっきを連続的に生成することが可能です。
MIDのアドバンテージ
- 設計の自由度の高さ
- 小型化と軽量化
- 様々な機能の統合(3Dパターン構造、アンテナ、スイッチ、コネクタ、およびセンサ)
- 組み立て時間の短縮
- 工程削減
- 初期コストの低さ
特許取得済のLPKF-LDSプロセス
LDSプロセス
2. レーザーによる活性化とストラクチャリング
3. めっき
LDSテクノロジーの活用
数千万個以上の製造実績
LDSテクノロジーは、多くの日常的なアプリケーションで使われています。たとえば、圧力センサなどのコンパクトなセンサ類です。スマートフォンにはLDSテクノロジーに基づくMIDアンテナも含まれています。すでに何千万台ものスマートフォン端末がLDSベースのMIDを省スペースの統合アンテナとして使用しています。また、医療、空調、安全技術など、他の用途にも活用されています。
スルーホール
MIDの表面を接続するためのLPKF LDSテクノロジーを使用して、信頼性の高いめっきスルーホールを作成できます。これによりレイアウトの可能性が広がります。
めっき
要件に応じて、さまざまな層を構築できます。
- 無電解銅、ニッケル、金
- 電解銅
- 金フラッシュ
実装
めっき工程後電子部品実装が可能です。
- 3D実装 (ピック&プレース)
- ヴェイパーリフロー
- 導電性接着剤
- アルミワイヤボンディング
- フリップチッププロセス
カタログのダウンロードはこちら
Brochure
LPKF LDS: Laser Direct Structuring for 3D Molded Interconnect Devices (pdf - 3 MB)
Guideline
Design rules for laser direct structured MID components (pdf - 820 KB)
List
Approved plastics for Laser Direct Structuring with LPKF laser systems (pdf - 306 KB)
List
Authorized LDS Manufacturers (pdf - 903 KB)