LPKF Allegroシリーズ

優れたメリット

  • 最適な稼働率
  • 最大のモジュール効率
  • 比類のないスループット
  • 費用対効果

大きな利益をもたらす次世代テクノロジー

LPKF Allegroレーザースクライバー

音楽用語では、Allegroは「速く」という意味になります。 LPKF SolarQuipmentの最先端のレーザースクライバーは、その優れたスループットと精度から名づけられました。太陽電池製造設備をオーケストラに例えた場合、Allegroのスクライバーは全体的な目標の達成に完全に貢献してくれる世界的レベルのプレーヤーであり、生産におけるW/peakあたりのコストが最も低くなります。

費用対効果の高い生産

重要な収益性…

大規模なガラス基板上に超精密構造を作成することは困難な作業です。レーザースクライビングの高温コーティングプロセスによって生じる熱変形によって、さらに難しくなります。Allegroを用いた超精密スクライビングによって、モジュールの効率を物理的限界まで引き上げることができます。革新的なフィールドテスト済の概念によって、全工程に渡って最適なセル形状からのズレを仮想的に補正し、効率が最大になる太陽電池モジュールの基礎を確立します。さらに、Allegroレーザースクライバーは、投資や運用面において非常に経済的で最も高度なスループットを提供します

…それは以下によって達成されます。

頑丈な装置本体が高精度で的確な動作と信頼性を実現します。実際のレーザースクライビングは Allegroシステムの心臓部である可動式レーザー加工ヘッドで行います。すべての主要な可動コンポーネントは、実質的に摩耗のないエアベアリングに基づいています。
Allegroは光学部品を最適な動きで移動させるというコンセプトを実現しており、更に主要な機能をコンパクトにまとめています。
最大12本レーザービームが並行に配置されていて、レーザースクライビングの対象となる薄膜モジュール上に焦点を合わせます。また、スクライビング中にモジュールを出し入れすることで、二次処理時間が最小限に抑えられ、スループットがさらに最大化されます。
スクライビングヘッドを移動するアプローチにより、スマートで費用対効果の優れたソリューションがモジュールの効率を最大化し、いわゆるデッドゾーンを最小化し、スクライビング工程を安定化させます。動的パストラッキング機能によってクリアランスを小さくする事ができ、最小限の技術的負担で最大のモジュール効率を実現しています。熱処理による波状になった基板やシビアな加工条件はプロセスの安定性を欠くことにつながり、レーザースクライビングの結果を損ないます。 動的フォーカストラッキング機能によって、スクライビングしている間、個々のレーザービームがモジュール上の焦点面に保持されるため波打った基板でも最適な結果が得られます。内蔵センサーにより、スクライビングヘッドの自動再キャリブレーションが行われさまざまな生産において精度が保たれます。

高度に洗練されたテクノロジー

薄膜パネルの生産工場は、年中無休24時間稼働しており、最大97%の運転が要求されます。P1からP3のレーザースクライビング処理ステップとそれに続くエッジの削除において、コスト効率の高い生産を実現するためには低い運用コスト保守の容易さも重要な要素となります。LPKF Allegroシリーズは、このような要求と仕様を満たしています。最適化された機械ダイナミクス、高精度レーザースクライビング、および最小コストの機械コンセプトにより、Allegroレーザースクライバは、薄膜太陽電池モジュールの非常に費用対効果の高いソリューションです。

Allegroスクライビングヘッド

頑丈な装置本体が高精度で的確な動作と信頼性を実現します。実際のレーザースクライビングは Allegroシステムの心臓部である可動式レーザー加工ヘッドで行います。

8ビームレーザースクライビングヘッド

今日、モジュールサイズは大きくなっていくと同時に、モジュール製造メーカーはラインサイクルをさらに最小限に抑えています。 現在、LPKFは最大12本以上のレーザービームを提供できます。最新のAllegroは前バージョンのAllegroの2倍以上のスループットを実現でき、2台の並列Allegroスクライバーよりも大幅に低コストです。このようにして、ワットピークあたりのコストを大幅に削減したスクライビングシステムを提供しています。

パストラッキング

内部光学検査機能は、コスト削減と歩留まりの向上に役立ちます。各スクライビングライン、またはさまざまな箇所にあるすべての組み合わせを検査することができます。 これはモジュールごとの100%の検査であり、スクライビング操作と並行して実行されます。 
検査のためにモジュールを生産ラインから取り外す必要はなく、外部検査ツールも必要ありません。 また、サイクルタイムも影響を受けません。

動的パストラッキング

P2とP3のステップで動的に追跡する事によって、個々のスクライビングトラック間のスペースを最小化します。スクライビング時は1つのセンサーが前のトラックの位置を調べ、スクライビングヘッド内の全てのビームを補正します。加工ヘッド内 のレーザービームの間隔を狭くする事によって、1つのセンサーのみを使った正確なスクライブが前のトラックの位置確認を可能にしています。

利点:動的パストラッキング機能によって、安全の為に必要なクリアランスを小さくする事が出来、最小限の技術的負担でモジュールの効率を最大化しています。

動的フォーカストラッキング

熱処理による波状になった基板やシビアな加工条件はプロセスの安定性を欠くことにつながり、レーザースクライビングの結果を損ないます。 動的フォーカストラッキング機能によって、スクライビングしている間、個々のレーザービームがモジュール上の焦点面に保持されるため波打った基板でも最適な結果が得られます。
その結果、システムを複雑にする事なく、熱処理で基板が波打っていてもプロセスウィンドウが小さい場合でも、最適な加工結果が得られます。

LPKFソーラーマスター – グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)

LPKF SolarMaster GUIは、AllegroおよびPrestoレーザースクライバー用に特別に開発され、両方のシステムにインストールされています。 
人間工学的側面に基づいて開発された、直感的なGUIを備えています。 
SolarMasterは、生産における特定の責任に応じてアクセス管理を支援するためのさまざまなユーザーレベルを設定できます。

Allegroシリーズ-次世代のレーザースクライビング

 実績のあるLPKFテクノロジーによるメリット

最高のスループット

コンパクトなマルチビームヘッド によって、加速度と速度を最大にし スクライビング時間を短縮します。

スクライビングヘッドの一度の動作で複数の構造を同時に作成します。基板の処理を最大限に並列化しマシンのスループットを向上させ製造コストを削減します。

最適な稼働率

コンパクトなマルチビームヘッドにより、最大の加速と速度が可能になり、
レーザースクライバーのサイクルタイムが短縮されます。

スクライビングヘッドの一度の動作で複数の構造を同時に作成します。基板の処理を最大限に並列化しマシンのスループットを向上させ製造コストを削減します。

最大のモジュール効率

最も弱いセルがモジュール全体の性能に大きく影響します。P1ステップにおいて、超精密なレイアウトで均一なセルサイズが形成されることが非常に重要です。それに続くP2とP3の配線はこのレイアウトに基づいて位置合わせされます。

P1でのスクライビングに超精密な Allegroシステムを使い、P2とP3でのスクライビングに Allegroの動的パストラッキング技術を用いる事によってアクティブなモジュールエリアを大幅に拡大し、モジュール効率を最大にします。

費用対効果

動作を最適化した高精度レーザースクライビング装置とコストを最小化する装置コンセプトによって、Allegroは薄膜太陽電池モジュールの製造において非常に費用対効果の優れたソリューションです。

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Brochure
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研究開発とラボ向けのレーザースクライバーが必要ですか? 解決策がここにあります!

LPKF Presto -柔軟なラボスケールのレーザースクライビング

LPKF Prestoは研究開発とラボに新しい可能性の扉を開きます。Prestoは非常に正確で柔軟なスクライビングツールであり、LPKF allegroでの生産ラインのパラメータを簡単に決定、確認するために使用できます。

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