費用対効果の高い生産
重要な収益性…
大規模なガラス基板上に超精密構造を作成することは困難な作業です。レーザースクライビングの高温コーティングプロセスによって生じる熱変形によって、さらに難しくなります。Allegroを用いた超精密スクライビングによって、モジュールの効率を物理的限界まで引き上げることができます。革新的なフィールドテスト済の概念によって、全工程に渡って最適なセル形状からのズレを仮想的に補正し、効率が最大になる太陽電池モジュールの基礎を確立します。さらに、Allegroレーザースクライバーは、投資や運用面において非常に経済的で最も高度なスループットを提供します
…それは以下によって達成されます。
頑丈な装置本体が高精度で的確な動作と信頼性を実現します。実際のレーザースクライビングは Allegroシステムの心臓部である可動式レーザー加工ヘッドで行います。すべての主要な可動コンポーネントは、実質的に摩耗のないエアベアリングに基づいています。
Allegroは光学部品を最適な動きで移動させるというコンセプトを実現しており、更に主要な機能をコンパクトにまとめています。
最大12本レーザービームが並行に配置されていて、レーザースクライビングの対象となる薄膜モジュール上に焦点を合わせます。また、スクライビング中にモジュールを出し入れすることで、二次処理時間が最小限に抑えられ、スループットがさらに最大化されます。
スクライビングヘッドを移動するアプローチにより、スマートで費用対効果の優れたソリューションがモジュールの効率を最大化し、いわゆるデッドゾーンを最小化し、スクライビング工程を安定化させます。動的パストラッキング機能によってクリアランスを小さくする事ができ、最小限の技術的負担で最大のモジュール効率を実現しています。熱処理による波状になった基板やシビアな加工条件はプロセスの安定性を欠くことにつながり、レーザースクライビングの結果を損ないます。 動的フォーカストラッキング機能によって、スクライビングしている間、個々のレーザービームがモジュール上の焦点面に保持されるため波打った基板でも最適な結果が得られます。内蔵センサーにより、スクライビングヘッドの自動再キャリブレーションが行われさまざまな生産において精度が保たれます。
高度に洗練されたテクノロジー
薄膜パネルの生産工場は、年中無休24時間稼働しており、最大97%の運転が要求されます。P1からP3のレーザースクライビング処理ステップとそれに続くエッジの削除において、コスト効率の高い生産を実現するためには低い運用コスト保守の容易さも重要な要素となります。LPKF Allegroシリーズは、このような要求と仕様を満たしています。最適化された機械ダイナミクス、高精度レーザースクライビング、および最小コストの機械コンセプトにより、Allegroレーザースクライバは、薄膜太陽電池モジュールの非常に費用対効果の高いソリューションです。
Allegroシリーズ-次世代のレーザースクライビング
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