LPKF ProtoFlow S4でのプロセス
LPKF ProtoFlow S4は、本格的な熱対流式にもかかわらずコンパクトで RoHS 準拠鉛フリーはんだのリフローに最適な装置です。リフロープロセスは、前面の大きなのぞき窓から観察することができます。任意の温度プロファイルとプロセス時間をソフトウェアに設定・保存することも簡単です。ソフトウェアでの操作はもちろん、スタンドアローン・リモートでも操作できます。
リフロープロセスは最後まで扉を閉め密封した状態で冷却ファンを回します。そのため、予想しない温度変化がなく材料へのダメージを防いでくれます。プロセス中に発生したヒュームやガスを装置後方の排気口で外部システムに排出することも可能です。
炉内には 4 つの熱電対がついているため、熱分布を完璧に行うことができ上下についている加熱用赤外線は個別の調整も可能です。追加の熱電対センサは自由に配置可能なため、PCB 上の重要な箇所をモニタリングするのに便利です。また、コンパクトながらも基板セット台の上下空間は大きく設けられているため両面基板の実装にも対応できます。